第８１回　ダミイを基準にしたプランニング

Ｎｏ．２０			９８			（ＨＡＮＡの参考オークション）
Vul：Both			Ｑ４			Ｗ	Ｎ	Ｅ	Ｓ
Dealer：W			10７５３			１Ｈ	Ｐ	１Ｓ	Ｐ
OL:Ｑ			ＱＪ８４２			２Ｓ	Ｐ	４Ｓ	Ｐ
	ＡＫ４３		Ｎ Ｗ Ｅ Ｓ	Ｊ10５２		Ｐ	Ｐ
	Ａ10９８５			７２
	８６			ＡＫ９
	Ｋ６			Ａ10５３
			Ｑ７６
			ＫＪ６３
			ＱＪ４２
			９７

２	：	ダミイポイントで、ダブルトンのとに＋１づつで、16ポイントになるハンドですが、１オープンとレイズから、４枚５枚が判ってますから、このダミイポイントは、パートナーから見えている部分なのです。 従って、３レイズ（16−18点）をするかどうか、微妙です。 (ＡＫｘｘ　ＡＫ10９ｘ　ｘｘ　ｘｘ）なら、３レイズを選びます。
４	：	４のゲームへ。　12ＨＣＰですが、綺麗なＨＣＰ達ですから。

（プレイ展開例）
Ｔ１：Ｑ−６−５−Ａ	：	トランプの枚数が同じ４枚同士ですから、計画の立てやすいＷのダミイを基準にプランニングをするのがお奨め。　Ｗのハンドでルーザーは１４００＝５、すぐのウィナーは３１２２＝８ですから、の２〜５枚目をウィナーにする方法を考えます。　Ｅがダブルトンですから、１回負けて、３枚目のをＥでラフしてウィナーに変えるプランがあります。　３−３だったり、４−２で５枚目ののエスタブリッシュもチャンス。
Ｔ２：２−３−10−Ｑ	：	１回負けるつもりで、→10で。
Ｔ３：３−Ｋ−２−８
Ｔ４：７−６−Ａ−４	：	Ａを取り；
Ｔ５：９−２−２−Ｊ	：	４−２発見、Ｅでラフしてウィナーに。
Ｔ６：10−６−３−８	：	Ｑのフィネスをしてみました。勝ち！
Ｔ７：５−７−Ａ−９	：	ＡでＷに、３−２確認。
Ｔ８：５−５−Ｊ−Ｋ	：	Ｅでラフ。５枚目のがエスタブリッシュしました。
Ｔ９：３−７−Ｋ−４	：	ＫでＷに渡って；
Ｔ10：Ｋ−７−５−Ｑ	：	ドロートランプ完了で、12勝、６メイド。