(参考のプレイ展開) |
T1: K− 8− J− 2 |
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T2: A− 7− 3− 6 |
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10のトランプリードが最強ですが、 |
T3: 4− J− 5− K |
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Aを取って、 をリードしたと仮定して; |
T4: 3− A− 2− 10 |
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Kをウィナーにするために、Wに Aを期待して、Nの Kに向けリードします。 |
T5: 2− Q− 9− 4 |
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T6: K− J− 3− 7 |
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クロスラフの予定ですから、サイドスーツのウィナー( K)を先にキャッシュします。 |
T7: 5− 9− 2− 9 |
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をハンドでラフし、 |
T8: 4− 6− 4− 10 |
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をダミイでラフし、 |
T9: 6− A− 6− Q |
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また、 をハンドでラフします。 |
以下、 AKQだけ取れる配置なので、9トリックの3メイドです。 |
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スーツコントラクトのプランニングでは、先ず基準のハンドを決め、ルーザーを数えて大ざっぱなプレイプランを立てますが、次に具体的なウィナーを数えることで、より良いプレイが出来るようになります。
この4−4フィットの2 のコントラクトでは、Nのハンドを基準にすると、 1 5 1 1=8個のルーザー。 減らす方法としては、 Kをそれ自身で生かして、残りの ルーザーをハンドでたくさんラフする必要がありそうです。 具体的なウィナーを数えてみます。 まずサイドスーツですが、 Aに負けて 2勝、 0勝、 K生かして 1勝の合計3個です。 トランプのウィナーですが、Nの が4勝( ラフして)あり、Nの をラフすることで、Sのトランプを2個以上取る必要があります。 従って、ドロートランプをしないでプレイするのがよさそうです。 なぜなら、仮に 3−2ブレイクだとしても、 3回ドロートランプしますと、 自身では5勝(4個+1個)しかできなくなりますから。 具体的にどのカードで8勝するか、を考えてみましょう。 |