第76回 3−2ブレイクに頼らない

No.18 Q1043 (HANAの参考オークション)
Vul:N-S K6
Dealer:E QJ9762 1D
OL: 10 1H 1NT
A2
985 2C 2D
QJ1075 92 2NT
A10852
Q7653 AK2
KJ76
A843
J984

AAKのアナーあれば、オープンします。
チェックバックステイマン2です。
3枚無し、の返事です。
2NT 2NTでインビテイションします。 2に3リビッドもいいでしょう。
なお、HANA式は、
1NTリビッドにジャンプして3リビッドは、ゲームフォーシング。
チェックバック2経由の3リビッドは、インビテイションです。

(プレイ展開例)
T1:6−2−Q−
T2:3−9−7− Nからののリターンの数字に注目します。 3のリターンということは、Nはもともと4枚か、2枚です。 なぜなら、残り2枚(もともと3枚有った時)なら、ダブルトンの上のをリードしたことでしょう。 4−4ならば、で負けるのは3個と計算できます。すると:
T3:5−6−9− AKに負けに行く判断がよいプレイです。 3−2ブレイクを期待して、すぐにAKとプレイしてしまいそうですが、4−1ならダウン必至に。 でも、AKに負けるプランは、3=8個です。 が4−4ならば、2NTは8勝5敗になるプランなのです。
T4:2−4−Q−
T5:10−8−J− Wからは、をディスカードします。
T6:K−5−4−
T7:4−K−7−
T8:J−2−8−
T9:4−6−10−