第68回 ディスカードして、ダミイでラフする

No.7 Q2 (HANAの参考オークション)
Vul:Both 52
Dealer:S Q987
OL: KJ1087 1H 2H
A1095
K74 2S 4H
AKJ106 Q983
K43 J2
Q963
J863
74
A1065
A42

この2は、4へのゲームトライアルビッドです。 通常、4枚(3枚の事もありますが)、15−17ポイントのハンドで、4Hを誘っています。 単純な3の誘いよりも、ハンドの形を紹介することで、よりよいゲームビッドの判断を、レスポンダーがすることが可能になるのです。
Q、Jは怪しいアナーですが、Qの4枚サポートに、Kは非常に良いカードですから、4に乗るのは絶対でしょう。
リード インテリアアナーシークエンスは、シークエンス部分の上からです。

(プレイ展開例)
T1:J−3−A− Eからは、3をプレイします。 Sは、WのKシングルトン、NがJ10xxxが心配ですから、Aで上がるのが普通に見えます。1個を確保するため。
T2:5−3−Q− Sは、シフトをします。 Aのアンダーリードですが、それが良いディフェンスなのです。 ディクレアラーは、SにAを期待して、Kをプレイする判断もありました。
T3:7−J−A− Nは、Kキャッシュは急ぎません。 を。
T4:4−J−7−
T5:A−2−3−
T6:10−5−8− 2−2ブレイクでした。
T7:K−8−4− Kで、Eのを1枚ディスカードします。
T8:5−2−K− すると;
T9:4−6−A− K、Aを取り、の3、4枚目を、Eで2度ラフをしてウィナーに変えることが可能になるわけです。
T10:9− −9−
T11:9−2−6−
T12:10− −Q− まで、10勝、4メイド。