第67回 捕まえたら、続きのカードが昇格する

No.13 32 (HANAの参考オークション)
Vul:Both A742
Dealer:N K107 1NT
OL: 9863 P(1)
J76
Q1084
KJ109 Q83
92 QJ83
KJ75 Q4
AK95
65
A654
A102

1NT 立派な15HCPのバランスハンドですから、1NTオープンします。 弱いダブルトンの部分的なことは、全く気にしないで構いません。
(1) 立派な7HCPです。 でも、3NT、4を狙うには強さ不足でしょう。 1NTをパスをして、低くストップします。

(実戦でのプレイ展開を検討)
T1:J−2−8− WのJのリードは、素直な正しいリードです。 インテリアアナーシークエンスですから、KJ109からのリードは、Jの選択になります。 Eの8は、カモンサインの意味。
T2:5−3−Q− Wは、10を続けるのがよろしい。 なぜなら、T1で、Jが勝ったのですから、QはSでは無く、Eにあると推理できます。 ディクレアラー(S)がQならば、T1をQで勝ったことでしょう。 一方;ディクレアラーは、このEのQを喜んでAで捕まえましょう。 はNSが強いスーツなのです。 自分達NS側に、1098があり、Nに4枚ありますから、EのQをAで捕まえ、109で、K、Jに2度負けにゆけば、4枚目の8が昇格するのです! 是非確かめよう。 ディクレアラーの目標は、2=7勝です。 すぐ負ける数は、個くらいです。
T3:Q−6−9−
T4:3−5−10−
T5:10−J−4− 3−3期待の1回ダッキングは良いプレイ。
T6:4−10−J−
T7:K−7−4−
T8:6−2−Q−
T9:5−9−K−
T10:7−8−A− まで、6勝、1ダウンとなりました。