第66回 クロスラフ模様でトランプ活用

No.4 AK103 (HANAの参考オークション)
Vul:Both K1098
Dealer:W 1C 1S
OL: J1083 2S 4S
75
92
J63 Q74
KQ986 A74
754 KQ962
QJ864
A52
J1032

オープンを強くお奨めします。 いわゆる11HCPですが、4441という形の良さ、それに両メジャーを持っているということも将来性が期待出来ます。 また、ミドルカード(10が3枚、9が1枚、8が2枚)が豊かです。 標準のハンドでは、109は1枚づつですから。 目安としては、「4441形は、良い11HCPからオープン」、です。 1オープンした場合、1レスポンスに対しては1NTリビッドします。 1リビッドでも間違いでは無いのですが、1−1−1リビッドは、4のアンバランスハンドを期待されます。
12HCPですが、5枚で、5431形ですので、4のゲームビッドが妥当な判断です。 ゲームトライはしません。

(プレイ展開例)
T1:K−5−4− Eの4は、ノンカモンのような気分。 即ちシフトしそうなをカモンしてるような。
T2:7−10−Q− Wはトランプシフトも有力でした。
T3:2−6−3− ダミイ(N)で、3回ラフするプランです。
T4:3−6−4− ラフでSに渡り;
T5:10−8−A− AK10は同格ですから、格好良くAでラフ。
T6:K−2−6− Kで、ブレイクをちょっと様子見。 ラフは後1回でいいのですから、ダミイで、1回ドロートランプをする余裕があるのです。
T7:K−4−2−
T8:10−7−A−
クロスラフ模様ですから、KAキャッシュしておきます。 そして、Sに渡り;
T9:J−Q−K− 最後のをラフ。
T10:8−S9−8− ラフでハンドに戻って、ドロートランプ。 
T11:Q−7−9− まで、11勝、5メイド。