第5回 エクストラチャンスを拾う

No.18 KQJ (HANAのオークション例)
Vul:N-S
Dealer:E QJ542
OL: J1042 1NT 2D
A973
108 3H 4H
QJ98 A10643
A7 109
A86 KQ53 :5、ジャコビー
6542 :4枚有り
K72
K863
97

(お奨めプレイ展開)
T1:K−8−2− の10987のミドルカードに注目。
T2:Q−5−3− KをNに期待してフィネスします。
T3:4−3−J−10 Sはリターンして、1トリック確保。
T4:Q−9−8− スーツをアタックします。
T5:J−2−10− ドロートランプします。
T6:9−4−4−
T7:7−Q−6− オープニングリードから、NにQがあることが判っています。 97を利用して、Qをラフィングフィネスするのです。 Nがローだったなら、Eからをディスカードを予定。
T8:3−7−A− AでWに渡って;
T9:9−5−10− 9でEのルーザーをディスカードします。

 Eのハンドで、ルーザーを数えますと、1です。 は、Kのフィネス次第、の4枚目は、3−3ブレイクか、Wでラフが可能。 のルーザーが問題ですが、Wのがエスタブリッシュしたら、それでEのが1枚ディスカードすることが出来るのがポイント。 ちなみに、が3−3ならば、Eのの4枚目で、Wのを1枚ディスカードして、Wでラフする手段がありましたが、今回は、4−2でそれはうまくいきません。