第３２回　アンブロックして、走ると。。

Ｎｏ．１６			Ｋ４			（ＨＡＮＡの参考オークション）
Vul：E-W			Ｑ10８７３			Ｗ	Ｎ	Ｅ	Ｓ
Dealer：W			７６			Ｐ	Ｐ	１Ｓ	Ｐ
OL:７			10７３２			１ＮＴ	Ｐ	２Ｄ	Ｐ
	10９		Ｎ Ｗ Ｅ Ｓ	ＡＱ７６３		２ＮＴ	Ｐ	３ＮＴ	Ｐ
	ＫＪ２			４		Ｐ	Ｐ
	Ｋ８４			Ａ10９５２
	ＫＪ９６４			ＡＱ
			Ｊ８５２
			Ａ９６５
			ＱＪ３
			８５

１ＮＴ	：	パストハンドですので、１ＮＴレスポンスは、ノンフォーシングになります。　しかし、１１ＨＣＰあるからと慌てる必要はありません。　ゆったり１ＮＴレスポンスしましょう。　なぜなら、三番手のＥが、立派な１３＋点なら、リビッドをしてきてくれるでしょう。　その時、２ＮＴで誘えばいいのです。　パストハンドの１ＮＴレスポンスに対して、Ｅは１３点以下のハンドならば、リビッドせずにパスするでしょうが、その時は、ゆったりと１ＮＴをプレイすることが出来るのです。
２ＮＴ	：	Ｅが２リビッドしてきましたので、ここで２ＮＴで誘います。
３ＮＴ	：	３ＮＴレイズします。　の事は気にしなくて構いません。　ちなみに、ここでの３（５＆５）は、ノンフォーシングと扱われるので注意します。

（プレイ展開例）
Ｔ１：７−４−Ａ−２	：	Ｓは、サードハンドハイのＡ勝ち。
Ｔ２：５−Ｊ−Ｑ−３	：	Ｓは、９６５から、５をリターンします。
Ｔ３：３−６−９−Ｋ	：	Ｎは、３リードで、５枚を示します。
Ｔ４：４−２−Ａ−５	：	４−２に備えて、ＡＱをアンブロック。
Ｔ５：Ｑ−８−６−３
Ｔ６：Ａ−３−４−６	：	ＱＪダブルトンがいるかもしれません。
Ｔ７：２−Ｊ−Ｋ−７	：	ＫでＷに渡り；
Ｔ８：Ｋ−７−５−２	：	ＫＪ９を走りましょう。
Ｔ９：Ｊ−10−９−６	：	Ｅからは、用済みのをディスカードします。
Ｔ10：９−８−10−５	：	Ｓは、Ｑは死守。　泣きながら、６、５をディスカードしましたが、、、、
Ｔ11：10−４−Ｑ−８	：	大胆にＱでフィネスを決断すると？
Ｔ12：Ａ−Ｊ−９−Ｋ
Ｔ13：７−Ｑ−８−10	：	なんと７も取れて、１１勝で、５メイド。