第２回　ダブルフィネスを期待する

Ｎｏ．１３			ＡＱＪ８			（ＨＡＮＡのオークション例）
Vul：Both			６４			Ｗ	Ｎ	Ｅ	Ｓ
Dealer：N			７２			−	１Ｃ	Ｐ	１Ｈ
ＯＬ：６			ＡＪ10８７			Ｐ	１Ｓ	Ｐ	１ＮＴ
	５２		Ｎ Ｗ Ｅ Ｓ	Ｋ10９６		Ｐ	Ｐ	Ｐ
	10８５			ＫＪ９３
	ＡＫ９６５			10８４
	ＫＱ６			４２
			７４３
			ＡＱ７２
			ＱＪ３
			９５３

（お奨めプレイ展開）
Ｔ１：６−７−10−Ｑ	：	６のフォースベストリードします。
Ｔ２：５−６−Ｊ−２	：	ダブルフィネス。
Ｔ３：７−４−９−Ｑ	：	少なくとも１個は負けますから、ダッキング
		をする要領で、ここでＷに負けておきます。
Ｔ４：Ｋ−２−４−３
Ｔ５：Ａ−８−８−Ｊ	：	Ｎからは、８、４、Ｊを捨てます。
Ｔ６：６−４−９−２	：	Ｓからは、２、３を捨てます。
Ｔ７：５−Ｊ−９−３
Ｔ８：５−Ａ−６−４	：	Ｑのフィネスに期待します。
Ｔ９〜11：Ａ、10、８	：	「損の無いウィナーを走れ」
Ｔ12：６−Ｋ−Ａ−、、。
Ｑで勝った段階で、ウィナーはＡＡＱＡの４個です。　１ＮＴをプレイしているので、残り３個を増やしたい。　Ｋのフィネスが目に付きますが、ＷがＫ持っていた（５０％の可能性）としても、２個しか増えません。　それより、ＫＱ抜けているスーツのダブルフィネスに期待します。　ＥがＫＱの両方持っていたら（２５％の可能性）駄目ですが、Ｗが少なくとも１つ持っていてくれたら（７５％の可能性）、が４勝１敗、ウィナーを一気に３個作ることが出来るのです。