第13回 隠れたハンドは、ばれてない!

No.2 A32 (HANAの参考オークション)
Vul:N-S K6
Dealer:E K1093
OL: J653 1C 1S P(1)
QJ7
K954 1NT
J109 742
AJ7 42
A942 KQ107
1086
AQ853
Q865

(1) オーバーコール、テイクアウトダブルも候補ですが、NSバルですし、ミドルカードが薄いので、パスをして大人しくするのが普通です。
1NT ここでは普通に1NTリビッドしましたが、Eがパストハンドですから、Eの1レスポンスをパスする判断も立派です

(プレイ展開例)
T1:3−4−Q− Nは自然なのフォースベストリード。 ディクレアラーは、Jがありますから、SのQをホールドアップしたりしません。 「トリックは取るのが原則」です。
T2:J−2−4− Qをフィネスする振りで、Jを流します。
T3:2−3−K− 1個取れたから満足して、ここで4勝めざしてプレイします。 Sから大きなスポットの8がプレイされたのに注目。 続けてQをプレイするのも、強引な出来目を追求するプレイとしては有力でした。 でも、時に3ダウンする覚悟も必要です。
T4:7−5−A− 4−1なら、Nが長そう。 の2回目はAで取るのが大事。 Sは5捨て。
T5:4−6−10−10 NのJをフィネスします。
T6:Q−8−9− Sは8(1枚は残しておくこと)捨て。
T7:5−8−Q− を負けに行きますが、、、、
T8:K−2−8− Nは、Kをキャッシュしないのが大事。 Sに少なくともAありそうですから、K、6(ダブルトンは上から)とプレイします。
T9:6−4−Q−10 残りは、NS側が全部取って、1ダウン。