第9回 トランプシフトをする

No.13 J62 (実際のテーブルでのオークション)
Vul:Both K10972
Dealer:N K1052 1D 1S
OL: 2S 3C
1053
A7 3S
A43 QJ5
63 AJ9874
J10983 K7
KQ984
86
AQ642

1NTオープンするのが簡明なオープニングビッドです。 6枚は紹介できなくなりますが、全体の強さと、全体のバランスハンドが伝えられますから。
素直なシングルレイズです。 3、6−9。
ゲームトライアルビッドといいます。 サイドスーツを紹介することで、形をパートナーに示しながら、3か4の判断をNにして貰うのです。
シングルトンの活躍を期待して、4ビッドの判断もいいでしょう。

(参考のプレイ展開)
T1:6−2−A− EはAで勝ちます。 SからQがドロップしたら、Wの63ダブルトンリードです。 Nのシングルトンが気になりますから、そのラフするのを防ぐプランが最善ですから、、
T2:A−4−3− A、で逆狩りしましょう。
T3:7−8−5− NのJで勝ち、
T4:5−7−Q− KをEに期待して、Qでフィネスします。
T5:2−8−6− ラフして
T6:K−4−4− Kでを捨てます。 捨てないこと。
T7:5−7−K− ハイラフして、Sに戻って
T8:Q−10−2− 完全にドロートランプします。
T9:6−4−K− WにAを期待して、NのKに向けて。

(ディフェンスとプレイのポイント)
 Eはダミイを吟味して、をNの3枚でどんどんラフされてはつまりませんから、A、で逆狩りすること。 ディクレアラーとしては、Kのフィネス、Kのスチールするのが大事。 2+1ラフ=9。 3メイド。