第79回 残りダブルトンは、ハイをリード

No.14 (HANAのお奨めオークション)
Vul:None J54
Dealer:E AKQ85 1S
OL: J632 1NT 2H
KJ43
962 2NT P(1)
K76 A108
1076 932
K104 Q985
AQ1085
Q932
J4
A7

1NT フォーシング1NTレスポンスです。 2レスポンスは、ゲームフォーシングの約束のシステムですから、このインビテイションの10−12点の強さでは、1NTレスポンスから2NTリビッドで、誘う強さを表現するのです。
5+枚&4+枚、13−18点。 ノンフォーシングリビッドです。
2NT 2NTリビッドすることで、6−9点では無く、10−12点のインビテイションの強さがあることを教えているのです。
(1) パスか、3NTレイズか。 このハンドでは、微妙なところですので、どちらの判断も立派です。 ついでに3NTレイズはそんなに悪いことはありません。

(プレイ展開例)
T1:5−7−K− Eは、素朴なのフォースベストリードです。
T2:10−3−8− Wは、104のダブルトンが残っています。 パートナーにの強さが期待できますから、ブロックさせないように、10をリードします。 「ダブルトンは、上をリード」ですね。
T3:J−6−5− ディクレアラーは、を走ってみるでしょう。
T4:4−10−A− 107から、10をフォローしたのは、のスーツプリファランスの気持ちがあります。
T5:K−9−2−
T6:Q−2−5− ディスカードでは、要らないカードを捨てるのが、最も大事です。
T7:8−8−8−
T8:4−10−Q−
T9:4−6−9− T2で10をリードしたおかげで、スムーズにNのJ6をEのQ9でフィネス出来ます。
T10:Q−9−3−
T11:9−Q−K− WのKが見えますので、9をリード。
T12:7−J−A− まで、ディフェンス側で6勝、1ダウン。