第66回 2トリック目のリードの仕方

No.5 AJ94 (HANAのお奨めオークション)
Vul:N-S K862
Dealer:N 72 2NT
OL: 873 3C 3D
108
7653 3NT
Q3 10954
KQJ84 A105
10964 52
KQ2
AJ7
963
AKQJ

2NT 悪くない20HCPのバランスハンドは、2NTオープンするのが普通です。
ステイマン3です。
3NT 実際のハンドのように、打ち抜きということもありますが、仕方ありません。 諦めましょう。 4−3フィットの4がベストコントラクトですが、普通にはビッドすることが出来ないコントラクトなのですから。
リード トップオブアナーシークエンスです。

(プレイ展開例)
T1:K−2−10− Eは、10でカモンサインをします。
T2:J−7−A− Wは、Eの10を見て、カモンサインか、10シングルトンか、と思いますが(ダブルトンでハイローは、NTコントラクトではしませんから注意です)、カモンに期待して、を続ける判断をします。 その時に、QJ84からですが、ローをリードする(4、8)のは立派です。 もし、アナーを続ける場合には、今3枚以上ある時は、ボトムオブアナーシークエンスが親切です。 元々、KQxなら、Kの後、Qxですから、ダブルトンは上からで、Qをリード。 Eは、ブロックしないように、Aでオーバーテイクするのが大事なディフェンスです。
T3:5−9−Q− そしてEは、5をリターンします。
T4:8−2−2−
T5:4−7−5− まで、8勝、1ダウン。