第５１回　フォローは下から

Ｎｏ．１６			Ｑ８７			（ＨＡＮＡの参考オークション）
Vul：E-W			Ａ10２			Ｗ	Ｎ	Ｅ	Ｓ
Dealer：W			10５			１Ｓ	Ｐ	２Ｄ	Ｐ
OL:２			ＫＱＪ10９			２Ｈ	Ｐ	３Ｄ	Ｐ
	ＡＫＪ10３２		Ｎ Ｗ Ｅ Ｓ	４		３Ｓ	Ｐ	３ＮＴ	Ｐ
	Ｋ９８６			Ｑ５		Ｐ	Ｐ
	Ｑ２			ＡＪ９７６４３
	６			Ａ４３
			９６５
			Ｊ７４３
			Ｋ８
			８７５２

２	：	11ＨＣＰですが、長いスーツがあるので、ゲームフォーシング２レスポンスをしてしまうのがよろしい。　「ゲームに対しては大胆に」
２	：	２でなく、必ず２リビッドをします。　紹介出来るスーツは、出来るだけ紹介するべきです。　ここで２リビッドすると、４枚は持ってない，とＥは思うでしょう。
３	：	６＋枚を示しています。
３	：	６枚または、良い５枚を教えています。　Ｑダブルトンですから、をレイズする判断もありました。　実はそれが正解でしたが。。。
３ＮＴ	：	５より３ＮＴを出来るだけ提案するものです。　11勝より９勝が実戦的です。

（プレイ展開例）
Ｔ１：２−６−９−３	：	Ｓは、８（トップオブナッシング）の選択もありした。　長さを伝える２（フォースベスト）か、アナーの状態を伝える８かは、どちらも正解。　ケースバイケースで。　Ｎの９のフォローが大事。　フォローする時は、同格ならば、続きの下のカードをフォローするのが、パートナーに自分の持ち具合を教えることができるカーディングの約束です。
Ｔ２：Ｋ−４−５−６	：	Ｓから見て、ＮはＫから９までつながっていることがハッキリわかるのです。　10〜ＱがＥにあったならばＴ１で、そのカードで安く勝っている筈ですから。
Ｔ３：Ｑ−Ａ−７−８
Ｔ４：４−５−Ａ−７
Ｔ５：Ｋ−８−５−６	：	ディクレアラーは、Ｑダブルトンを試して；
Ｔ６：Ｑ−５−３−Ｋ	：	ＮのＫダブルトンを期待してプレイします。　今回は、ＳのＫに負けて、ディクレアラーはギブアップ状態。
Ｔ７：８−２−10−
Ｔ８：Ｊ−−３−３
Ｔ９：Ｑ−−９−10
Ｔ10：Ａ−Ｑ−４−９	：	まで、６トリック、３ＮＴ３ダウン。