第49回 ディクレアラーのHCPを数えて

No.8 A1093 (HANAのお奨めオークション)
Vul:None 85
Dealer:W 852 1C
OL: 852 1S 2H
KQJ87
2S 3NT
97 AK102 P(1)
J93 KQ4
Q98 AKJ105
652
QJ643
A1076

リバースビッドです。 4枚&5+枚、17+HCP
5枚以上ので、ワンラウンドフォーシングです。 2でなく、3をビッドするのも正しいビッドです。 3:3+枚、8+点、(GF)。
3NT Wの2に対して2NTは、17−19点見当で、ノンフォーシングになります。 3NTジャンプは、20+点で、このEのような形と強さになります。
(1) サポートを見せていませんが、6狙う程では無いので、3NTをします。

(プレイ展開例)
T1:6−3−2− Nは、8をプレイしません。 なぜなら、8はサードハンドハイでプレイしてSのアナーの昇格を助けるほどのカードではない、からです。 2をプレイして、3枚を教える(カウント方式)とか、2のノンカモンすることで、Aがありそうなことを(アティチュード方式)教えるのです。
T2:4−2−K− NのAのホールドアップが洒落ています。
T3:Q−9−2− Nはもう一度我慢しました。
T4:9−8−Q− SはAで勝って、状況を分析します。 Eのハンドは、4シングルトン。 KQxとありそう。 オープンから2リバースで、3NTジャンプだから、20点近くの強さがあるはずです。 見えてないHCPはAK、AKJだけですが、そのすべてがEになければ、20HCPになりません。 ディクレアラー側のウィナーは、2=11勝になっていることが判るので;
T5:5−8−10−10 リードして、2個取りに行きます。
T6:A− まで、10トリック、4メイド。