第48回 オープニングリードの選択

No.1 109764 (HANAのお奨めオークション)
Vul:None 96
Dealer:N QJ 1NT
OL: J1084 P(1)
85
Q3
8543 AK10
K93 A10542
A965 K72
AKJ2
QJ72
876
Q3

(1) 良い7HCPですが、10が一枚もなく、スカスカしたハンドですので、3NTは狙いません。 無理せず1NTでコントラクトするのが賢明な判断です。
リード オープニングリードの選択ですが、一般にAKxxのスーツがあれば、Kをリードしてダミイを見る、という要領があります。 ダミイを見た後に、他のスーツへシフトすることも可能ですし、そのまま続けることもできます。 そういうわけで、2(Q)よりも、Kのリードがお奨めです。 また、AKxxx(5枚)ならば、ダッキングをする気持ちで、フォースベストをリードするのがベターですが、AKxx(4枚)では、Kからリードしてパートナーのサイン、ダミイを見て再考するのがいいのです。 このSのハンドでは、Jもありますから、2でなく、Kからです。

NTに対して、AKxxはKから、AKxxxはフォースから

(プレイ展開例)
T1:K−5−7− NはSのKに対して、7で微妙なカモンをするのがいいでしょう。 5枚をエスタブリッシュさせたいから。 SがAKxでも、AKxxでも、は続けて欲しいのです。
T2:A−8−4− Sは、NにQ763、を期待して続けます。 NがQ7xなら、AJ2から2がスムーズにが取れて正解になることもありますが、1NTですから、ブロックはさほど気にせず、Aを取ります。 実際のようなの状況もありますから。
T3:J−3−6− Sは、J2から、Jを取ってから、
T4:2−4−9− 2→9でNに渡ります。
T5:10−10−7− Sの7はカモンサインの意味。
T6:9−A−2−
T7:3−6−K−
T8:9−Q−A− まで2=8個、2メイド。