第42回 パートナーのリードの数字を読む

No.1 52 (HANAのテーブルでのオークション)
Vul:None AQ754 HANA
Dealer:N 62 1H 1S
OL: AQ42 2D 3S
A4
KQJ1073 4S
K106 J98
K98754 QJ
76 KJ
986
32
A103
109853

Eの1オーバーコールに対する2ビッドは、建設的な5枚以上ので、8−13点見当のノンフォーシングビッドです。
内容が良くて、14HCPあるので3にジャンプしたくなりますが、2リビッドがよろしい。 理由は、A無しのハンドですし、Nのビッドしたが弱い3枚ですから、いきなり厳しいリードが来そうです。
リード パートナースーツですし、ラフの期待も。 「ダブルトンは上から

(HANAテーブルでの実戦プレイ展開)
T1:3−6−Q− NはQで勝つのですが、Sの3のリードを分析しよう。 見えてないカードは、J92です。 SがJ93からの3のリードも考えられますが、その時ディクレアラーは、82です。 上手に2を隠して8をフォローしたかもしれませんが、無意識に下のカードをプレイする人は多いでしょう。 ならば、2はSが持っていることが多いのです。 つまり、Sが32ダブルトンで、EがJ98の可能性が高いのです。 T2では、A取り、4(スーツプリファランス)で、Sにラフさせましょう
T2:A−J−3− Sの3は、ノンカモン。 K無さそう。
T3:2−K−5− ここでも、A、ラフのチャンス。
T4:3−6−A−
T5:4−5−K−
T6:Q−9−4−
T7:J−3−4− Sは、すぐAで取るのがよろしい。 Eのがシングルトンの時がありますから。 AとAで1ダウン。 T1で、NのQ勝ちで、EにJがあるのが判りますか?
T8:Q−A−5−
T9:2−10−A− まで9勝4敗、4Sダウン1