Sはバランスハンド。 Nもバランスハンドですから、6NTは33点、7NTは37点がキーナンバーです。 従ってSは、NTなら、4NTとインビテイションするのがよろしい。 4(ガーバー)で、Aceを尋ねるのは重要ではありません。 全体の物量が大事。 マイナーステイマン3で、マイナーのフィットが見つかればトリックが稼げるので、6、6をビッドするのはいい判断です。 |
(お奨めオークション例1) |
W |
N |
E |
S |
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2NT |
P |
3S |
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2NT:20−22、バランス |
P |
4D |
P |
6D |
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3:マイナーステイマン |
P |
P |
P |
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4:4+枚有り |
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(お奨めオークション例2) |
W |
N |
E |
S |
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2NT |
P |
4NT |
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2NT:20−22、バランス |
P |
6NT |
P |
P |
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4NT:6Nへのインビテイション |
P |
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6NT:誘いに乗った! |
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(偶然目撃したテーブルでの展開) |
T1:3−6−2!−10 |
Eのオープニングリードは、良いアナーシークエンスのあるJがよろしい。7NTに対するオープニングリードは、リードすることで損しないのが大事な心得です。 ディフェンスでの目標のトリックは1トリックなのですから、じっくり待つ姿勢で、パッシブリードがいいのです。理想は、このEののように、しっかりしたアナーシークエンスからのリードです。そんな良いシークエンスが無ければ、アナーの無い4枚か3枚のスーツからのリードがいいでしょう。
Wは、もったいながらずにKをプレイするべきです。 KがAに捕まるのは元々なのです。 サードハンドの立場で2をプレイしますと、Nに10でとられると、その取られた10は「ただ取られ」になっていることを確認しよう。 Kをプレイすると、2勝しかされない事を確認しましょう。 |