第34回 シングルトンリードを読みとる

No.17 AJ765 (HANAのお奨めオークション)
Vul:None Q10
Dealer:N A4 1S 4C
OL: QJ105 4S
Q4
92
K8764
96 KJ10875
A864 9732
K1083
AJ932
Q32

スプリンターレイズ。 4、1、13−16ポイント。
スラムに興味無し。

(プレイ展開例)
T1:5−2?−K− ディクレアラーは、Eの5を分析します。 通常7枚以上のスーツにリードが来たら、短いスーツからのリードを想定するのがよろしい。 従ってすぐAで上がり、KA、→Kとプレイするのが最善だったのです。
 実戦ではSからローをプレイし、WのKに負けました。 NからQがプレイされましたが、Wは騙されてはいけません。 見えてないカードは10のみ。 もしEが105ダブルトンなら、10をリードしたはず。 従って、Eの5は絶対にシングルトンのはずです。 ラフさせるのですが、Aのエントリがあるので、8764から、小さい4リードでのスーツプリファランスリードをします。(小さい→低いランク
T2:4−10−2− Eは、Wの4のスーツプリを参考にして;
T3:9−K−A− で無く、をリードします。
T4:7−J−10− Wから再びをリード。 ディクレアラーは、WにQを期待して、Jでラフするのが最善の判断でしょう。 でも、EにQあればダウン。 T1を大いに反省することになります。
T5:5−9−K−
T6:10−Q−A− まで、10勝、4メイド。