第43回 ストロング2Dオープンの展開


 関西風ストロング2オープンには、2種類のハンドが含まれています。
 一つは、バランスハンドの、25+HCP。 二つめは、がメインスーツのストロングハンドです。 従って、この2オープンに対しては、レスポンダーは、義務的なつなぎの2レスポンスをするのが基本の約束です。 対して、オープナーのNTリビッドは、バランスハンドの25+HCP。(2NTリビッド以降は、2NTオープンからのシステムでビッドを展開します) オープナーのスーツ紹介は、メインのストロングということになります。

5+枚&4+枚はセカンドスーツです。
2NT 25+HCP、ストロングバランスハンド。
5+枚&4+枚がセカンドスーツです。
6+枚、積極的に紹介したいサイドスーツはありません。
5+枚&4+枚はセカンドスーツです。

ストロング2オープンし、2ウェイティングに対するリビッド例です。

(1) AQJx (2) AJx (3) Ax
AKQx
AKQxxx KQxx AKJxxx
Ax AQ AKQx
2NT
(4) (5) (6) AKQxx
AKx KQJx Ax
AKQJxxx AKQxxx AKJxxx
AJ Kx
(7) AQ (8) (9) AKQx
AQ Ax xx
AQxxxx AKQxx AKQx
AKx AKQxx AKx
2NT 2NT

(6) リビッドをし、次に3リビッドをして5枚&6枚を伝えます。
(7) 6枚ありますが、バランスハンドに見なして、2NTリビッドです。
(8) 5枚&5枚は2から3。 「5−5は上から紹介」です。
(9) 弱いダブルトンがありますが、気にせず2NTリビッドします。
バランスハンドを示す時は、全体の形が大事で、ストッパーの有無は些細なことで、取りあえず気にしません。