第42回 レスポンダーのリビッド(3)


 パートナーが1オープンしてきて、1レスポンスをしました。 すると、オープナーが1リビッド(4枚&4+枚、12−18)してきました。 さて?

 レスポンダーのリビッドの段階では、見えた最終コントラクトをビッドすべき時です。 6−9点なら低く止まれるサインオフのビッド、10−12点ならゲームを誘うインビテイショナルジャンプビッド、13+点ならば直接ゲームビッドをするのが原則になります。 13+点で、便宜的にフォーススーツゲームフォーシングを使って、更にオープナーのハンドを尋ねることもあります。

パス 4−6点、4(3)枚。 ゲームの可能性の無い強さ。
1NT 6−9点、フィットせずの弱いハンド。
13+点、 便宜的なフォーススーツゲームフォーシング
6−9点、4+枚。 をプリファーの弱いハンド。 
6−9点、6+枚。 自主的リビッドは、6枚必要です。
6−9点、4枚、シングルレイズです。
2NT 10−12点、3NTへの誘い。 ややアンバランスのことも。
10−12点、5枚&5枚、インビテイショナルジャンプ
10−12点、4+枚、3NT、5への誘い
10−12点、6+枚。 4、3NTへの誘い
10−12点、4枚、リミットレイズで、4への誘い
3NT 13−15点、「3NTをしたい」という結論です。
15+点、 4+枚サポートで、スラムトライです。
13+点、 6+枚。 「4をしたい」スラムに興味なし。
13−15点、4枚、「4をして下さい」スラムに興味なし。

(ハンド例)

(1) Jx (2) xx (3) Jx
AJxx KJxx Kxxx
Jxx Jxx
Qxxx Kxxxxx AQxx
1NT 1NT 2NT
(4) Kxxx (5) KJxx (6) KJxx
Jxxxx Axxx Axxx
xx Kx
Jxx xxx xxx
パス
(7) xx (8) xx (9) Kx
KQxxxx AQJxxx AKxxx
xx xx Axx
Qxx Kxx xxx