第３６回　テイクアウトダブルにリダブルする

テイクアウトダブルが入った時は、二人だけの時と違ったレスポンスになるので注意しましょう。　先ずリダブルは、10＋ＨＣＰ。　１ＮＴ、２／１レスポンスはノンフォーシングとなります。　ジャンプレイズは、リミットレイズでは無く、プリエンプティブレイズに変化します。　トラスコット２ＮＴレイズも覚えるとより便利です。　３ＮＴやスプリンターレイズは、システムＯＮでよろしい。

１	（Ｘ）	？
		パス	：	弱いハンド全般です。
		ＸＸ	：	10＋ＨＣＰ、「強いぞ」の表明です。　形はまだ不明。
		１	：	４＋枚、６＋。　ダブルが入らなかった時と同様に。
		１ＮＴ	：	７−10（ＮＦ）、ノンフォーシングになります。
		２	：	６＋枚、７−10程度のノンフォーシング。
		２	：	６＋枚、７−10程度のノンフォーシング。
		２	：	３＋枚、６−９。
		２ＮＴ	：	４＋枚、10＋。　トラスコット２ＮＴレイズと言います。
		３	：	４＋枚、４−７ＨＣＰ。　プリエンプティブレイズに変化。
		３	：	４＋枚、１−枚、１３−１６。
		４	：	４＋枚、１−枚、１３−１６。
		４	：	４＋枚、１−枚、１３−１６。
		４	：	５＋枚、４−７ＨＣＰ、プリエンプティブゲームビッド。
以下は、パートナーの１オープンに、ダブルが入った時のレスポンス例です。

（１）		ＫＱｘｘ		（２）		Ｑｘｘ		（３）		Ｑｘｘ
		ｘｘ				Ｋｘｘ				Ｋｘｘ
		Ｑｘｘｘ				ＡＪｘｘｘ				ＡＪｘｘｘ
		Ａｘｘ				Ｊｘ				Ｋｘ
ＸＸ				ＸＸ				ＸＸ
（４）		ｘｘ		（５）		ｘｘ		（６）		ｘｘ
		Ｋｘｘｘ				Ｋｘｘｘ				Ｋｘｘｘｘ
		Ｊｘｘｘｘ				ＡＪｘｘ				Ｑｘｘｘ
		ｘｘ				Ｑｘｘ				ｘｘ
３				２ＮＴ				４
（７）		ｘｘ		（８）		Ｑｘｘｘ		（９）		Ｑｘｘ
		ｘｘ				ｘ				Ｊｘ
		ＡＫＪｘｘｘ				Ｋｘｘｘ				Ｋｘｘｘ
		ｘｘｘ				Ｑｘｘｘ				Ｋｘｘｘ
２				パス				１ＮＴ

（２）	リダブルから、２レイズをします。　１ＮＴは（ＮＦ）です。
（３）	リダブルから、４レイズをします。　２は（ＮＦ）に注意。
（４）	３レイズは、プリエンプティブレイズに変化します。
（５）	リミットレイズのハンドは、トラスコット２ＮＴレイズをします。
（８）	７ＨＣＰですが、無理に１ＮＴ、１レスポンスする必要はありません。