第35回 チェックバックステイマンを使って


 1の代のスーツオープンからの1NTリビッド(12−14)に対し、レスポンダーがオープナーのメジャーの具合をチェックするコンベンションがチェックバックステイマンです。 原則として、インビテイション以上の強さのある、5枚メジャーのあるハンドでは、2で尋ねます。 従って、リバースで無いニュースーツリビッドは、サインオフな強さ(6−9)になるので、注意しましょう。

(ビッド例) 1C (P) 1S (P)
1NT (P)

(1) KJxxx (2) KJxxx (3) AQxxx
QJxx AQxx AQxx
xx xx Qx
xx Jx xx
(4) QJxxx (5) KJxxx (6) AKxxx
AJxxx AQxxx AQxxx
xx xx Jx
(7) QJxxxx (8) AJxxxx (9) AQJxxx
Axx Axx Axx
xxx Jxx Qxx
(10) QJxxx (11) AQxxx (12) AQxxx
xx xx Jx
Kxxxx Kxxxx AKxxx

(1) 5枚&4を示すサインオフのビッドです。 オープナーは、ならパス、プリファーなら2をビッドすることになります。
(2) に対して; 2→2NT、2→3、2→3で誘います。
(3) に対して; 2→3NT、2→4、2→4でゲームビッド。
(6) HANA式では、1NTリビッドにジャンプはゲームフォーシングです。
(8) に対して; 2→2、2→2、2→3で誘います。
(9) のゲームを決断します。 尋ねるものはありません。
(10) この2は、サインオフです。 4&5、6−9。
(11) に対して; 2→3(NF)、2→3(NF)、2→3でゲームを誘います。 5枚&5枚、13+は、(12)の3リビッドです。