第34回 ドゥルーリ2Cコンベンション


 3、4番手のパートナーのメジャーオープンに対する2レスポンスは、とは無関係で、3枚以上のサポートのある、10+点を教える約束にします。 これを、ドゥルーリ2コンベンションと呼びます。 ドゥルーリ2に対して、オープナーは、ゲームに興味なければ、2メジャーリビッドでサインオフ、ゲームに行ける強さならば4メジャーをビッド、微妙な13−15点ならスーツとは無関係に2をビッドして、ゲームトライの意思表示をします。

パス
13−15点、4のゲームは微妙。 もう少し相談を。
10−12点、4のゲームは無理。 2でサインオフ。
16+点、4はやれそう。 スラムには興味無し。

(例1) パス (P) 1H (P)

(1) Kxxxx (2) Kxxxx (3) Kxx
Jxx Jx Jx
Axx Axxx Axx
Qx Qx Kxxxx
1NT
(4) KQxxx (5) Kx (6) Axxx
Qxx Jxx Qxxx
Jx AQxxx Qxxx
xxx xxx

(1) 3枚ありますから、1レスポンスでなく、ドゥルーリ2します。
(3) 11HCPありますが、2枚なので、慌てず1NTレスポンスです。
(4) 3枚ありますが、8点ですので、すぐ2のシングルレイズします。
(6) シングルトンに+3点で再評価し、ドゥルーリ2を使いましょう。

(例2) パス (P) 1H (P)
2C (P)

(1) Kxx (2) Kxx (3) Kxx
AQxxx AQxxx AKxxx
xx
Kxx KJxx AQxx

(1) のゲームに興味無し。 サインオフです。
(2) シングルトンで、形がいいので、便宜的な2でゲームトライします。
(3) 形もいいし、点数も余裕あるので、一気に4のゲームビッドをします。