第26回 大胆にゲームビッドしよう


 パートナーの1NTオープン(15−17、バランス)に対して、長いスーツがあるハンドでは、HCPが少な目でも、大胆にゲームビッドをしてみましょう。 メジャーが6枚以上あれば、テキサストランスファーで4。 マイナーが6枚以上あれば、大胆に3NTレイズとか、時にインビテイショナル3で誘いを掛けてみるといいでしょう。 

以下は、パートナーの1NTオープンに対するレスポンス例です。

(1) AJxxxx (2) (3) Kxx
AJxxxxx KJxxxx
Qxxx xx
xx Jxx xxx
→4 →4 →4
(4) QJxxxx (5) Kxxxxxx (6) AQJxxx
Jxxx xx
Kxxx Kxx
xxx xx Jx
→4 →4 →4
(7) (8) xxx (9) xx
xxx Kx
AKxxxx AQxxxxx xxx
xxx xx KQxxxx
3NT 3NT 3NT

(1) 大胆に4のテキサストランスファーして、4をして貰います。
(2) 7枚スーツですから、4テキサスして、4のゲームへ。
(5) 4HCPですが、7−4の形に期待して、4を挑戦します。 ちょっと持っているHCPの位置が幸運であれば、十分チャンスあるでしょう。
(6) テキサストランスファーしてゲームビッドするハンドは、このくらいのHCPの時もあります。
(7) 一気に3NTレイズします。 弱いなどは気にせずに。
(8) スーツの走りに期待して、3NTレイズします。
(9) 2NTのインビテイションはしません。 このスーツが活躍するかどうかで、NTの取れるトリック数は、6〜10の範囲でいろいろになります。 やりがいのあるコントラクトとして、3NTまでレイズするのです。