第14回 ジャコビートランスファー


 1NTオープンに対する基本的なジャコビートランスファーをまとめておきます。 リビッドで、詳しいハンドの強さ、形が紹介されます。
 良く出てくる基本的なパス、2NT、3NTリビッドを、先ずマスターしましょう。

1NT 、ジャコビートランスファービッド
パス 、0−7。 サインオフです
2NT 5枚、7−9。 3NT、4の誘いです
3NT 5枚、10−14、バランス。 3NT、4チョイス
&4、10+。 アンバランス。
&4、10+。 アンバランス。
6枚、6−8。 3NT、4への誘い。

パートナーが1NTオープン、こちらの2ジャコビートランスファーに対して
が返ってきました。 その時のリビッド例です。

(1) Qxx (2) xx (3) Kxx
Kxxxxx Jxxxx Qxxxx
xx Jxxxx Kxx
xx xx
パス パス 2NT
(4) (5) (6) Kxx
Kxxxx KJxxx QJxxx
Qxxx AKxx Qx
Kxx Jxx Kxx
2NT 3NT
(7) xx (8) xx (9) xx
AKJxx KJxxx AQxxxx
Kxx AQxxx Jxx
Qxx xx
3NT

(2) 2HCPですが、ジャコビー2から2をパスしてサインオフします。 1NTのプレイよりも、たとえ5−2フィットのになっても、2の方がプレイチャンスがあるでしょう。 5−3フィットなら大成功です。
(4) アンバランスですが、7−9点では気にせず2NTインビテイションします。
(5) 10+HCPのあるアンバランスハンドは、このようにスーツを紹介して、ベストなゲーム、スラムコントラクトを相談します。
(7) 弱いは気にしません。 全体の強さ、形で3NTリビッドをして、後は、1NTオープナーに任せます。 1NTオープナーは、3、4枚なら4へ。 2枚ならパスします。
(9) 6枚紹介の3NT、4への誘いです。