第6回 大、中、小、バランスよく残す

No.3 (実際のテーブルでのオークション)
Vul:E-W QJ105432
Dealer:S 1S
OL: K1083 1NT 4D
Q832
K94 5D 5H 6D
A7
Q43 AKJ87652
AJ64 72
AJ1075
K986
10
Q95

(実戦のプレイ展開)
T1:K−A−2−
T2:3−9−A−10
T3:4−10−Q− Eの4に対して、Aで上がらないの大事。 KがNなら、NのKに勝たせればよくて、EがKを持っているなら、SのAは、そのEのKを捕まえる為に温存しておくのです。
T4:A−3−7−
T5:4−K− Nは、Kを焦ってはいけません。 なぜならQがEにあるならばAQJ揃っているので、SにKを期待し、Kをフィネスをするプレイを試みるはずです。
Eの2のラフが!。。。
T6:5−5−Q−
T7:6−8−6− Qがドロップして、WのJが昇格!
でも、でも、、、、
Wに渡るエントリが無い
 行き来が自由になるように、バランスよくトランプを残すように心がけるとよろしい。 T5で、をラフする時に、2以外でラフするとよかった。 2は、Wへのエントリ(Eの2→Wの)になる大事なカードでした。 
 WにQで渡る時も、2は大切に残しておいて、7→Qとプレイします。 何かをエスタブリッシュしよう、という時は、それを取りに行くエントリに注意しておくのがポイントです。