第50回 QJに向けてリードする

No.20 QJ8 (HANAのお奨めオークション)
Vul:Both 43
Dealer:W AQJ 1C 1S
OL:10 K10863 1NT 3NT
K10974
J962 KQ85
654 10987
QJ75
A652
A107
K32
A42

1NT 弱いですが、気にせず1NTリビッドでハンド全体を紹介します。 Sの1レスポンスは、4+枚ですから、3枚ではすぐレイズしません。
3NT シンプルに3NTへレイズします。
リード K、5のリードも有力(実際、リードが当たり)でした。 でも、リードは、NにAJxxなどを持たれてて、リードで大きく損をする可能性もあり、アップトリックを献上することも。 マッチポイントでは、リードで損しない堅いシークエンスのアナーからは、良い心得です。

(プレイ展開例)
T1:10−K−4− SのKで勝って、NのQJxに向けて、リードします。 WにKがあるか、3−3なら3勝です。 NからQを流すのは間違ったスーツの触り方です。 続きの109がありませんから、Kを捕まえに行くほど威張れたスーツではないのですから。 QJが、Kに捕まらないようにしよう、と考えましょう。
T2:2−4−Q− Qがすんなり勝ちましたので、再び、、
T3:3−5−A− Aで渡って;
T4:5−K−8− 再び、NのJxに向けてリードします。
T5:6−A−7−
T6:J−8−6− Jをアンブロックしてから、
T7:K−7−2− 攻められてないので、3−2ならば、を負けに行って、11勝を狙うプランですが、1−4でした。
T8:3−8−A−
T9:A−9−6− まで、2=9個。