第4回 フォースベストを意識する

No.18 74 (HANAのオークション例)
Vul:N-S 10632
Dealer:E AJ64 1S
OL: 963 2H 2S
AK9865 2NT 3S
QJ975 A4 3NT
KQ7 932
AK107 Q5 :5、FG
QJ103 2NT:様子見
K8 :6枚を保証
1085
J842

(お奨めプレイ展開)
T1:4−2−8− ディクレアラーは、同格(KとQ)なら、
上のカードをプレイするのが良い。
T2:2− Qを流したりしないのが最大のポイント。
T3:K−7− SのKを空振りさせて、4勝になった。
T4:10−7−6−
T5:5−Q−A−
T6:J−5−Q− 4−3なので、残りは全部取れます。

 Nは4のリードです。 Eのダミイに3、2が見えていますから、Nがフォースベストをリードしているならば、は4−3ブレイクです。 Kで勝って、残りのが取られるにしても、では3敗しかしないはずです。 従って、以外で1回負ける余裕があります。 ウィナーは3=7個ですから2個不足。 で増やすには、3−3ブレイクを期待しなければなりません。 それよりも、スーツの活用がいいでしょう。 QJを利用してKに負ければ、1個確実に増えますし、3−3ブレイク、10ダブルトン、SのKダブルトンなら更に4、5枚目も取れるようになります。 良い触り方は、Aを取り、QJ9xに向けてリードします。 QJのスチール気分