第34回 トランプを利用したスローイン

No.3 9432 (HANAの参考オークション)
Vul:E-W Q2
Dealer: 1063
OL: J1072 1NT 2C
K108
AQ65 2H 4H
A953 8764
A52 Q9
KQ9 A86
J7
KJ10
KJ874
543

(プレイ展開例)
T1:J−6−3−
T2:3−2−8−10 Aだけの8枚フィットのトランプです。 先ずスモールで1回負けておき、次にAを叩いて、残りはマスタートランプとしてプレイするのが覚えておくべき要領になります。
T3:5−Q−2−
T4:A−Q−4− 予定通りAで叩き、3−2ブレイク確認。
T5:8−2−Q−
T6:5−J−K− SにJダブルトンが居ました。 Eのは、Wに10があるので、4勝することが可能になりました。 Eのハンドで考えて、4勝、2勝2敗、1勝1敗、3勝で、10勝は確保です。 の部分が問題ですが、自分から触った場合は、Kがどちらにあっても1敗です。 K持っているオポーネントからリードして貰えれば、Qを取ることが可能です。 マスタートランプのKでスローインする予定ですが、その前にエリミネイションして、かラフアンドディスカードしかリード出来ないように下ごしらえするのが大事な要領です。
T7:9−7−A− をエリミネイションして;
T8:6−4−10− 念入りに10をキャッシュしておいてから;
T9:9−6− リードし、SのKにスローイン
T10:2−10− Sは、仕方なくKからEのQに向けて、振り込みリードをせざるを得ません。 まで、11勝、5メイド。