第45回 ぼろ3枚のトランプリードのススメ

No.1 (HANAのお奨めオークション)
Vul:None KJ1052
Dealer:N K62 P(1)
OL: 10763 1C 1H X(2) 2H
K52
J943
A9 876
A84 Q1095
QJ985 K4
Q10876
Q43
J73
A2

(1) オープンもあります。 1レスポンスには1NTリビッドの予定で。
(2) 4枚を紹介するネガティブダブル。 5+枚なら、1レスポンスです。
3+枚、6−9。 競り合いのシングルレイズ。
リード トランプリードがお奨めです。 パートナーのハンドを想像してみましょう。 強さは13点あたり。 Eに3枚あるので、Wのは2枚でしょう。 Wに4枚あれば2で競るので、は2、3枚ですが、2枚なので、きっとは3枚。 3244なら、1Dオープンが普通なので、よって、3235、13点という見当です。 強さの半分(20HCP)はEWにありますから、それを生かす意味で、Sのハンドでラフを防ぐ意味のトランプリードがよろしい。 リードすることでトランプ自身で損をする内容ではありません。 アナー(特にQ、J)の3枚や、アナーの2枚、シングルトントランプなどのリードは、パートナーのトランプの持ちようで損をする可能性がありますから慎重です。 一般に、弱い3枚トランプは、オープニングリードの選択として、かなり有効と言えます。

(プレイ展開例)
T1:6−3−A− Aで勝って;
T2:9−J−7− コンティニューで、慌てません。 スーツは、Eが4枚あることが判っているので、怖いスーツではありません。 Nのハンドの見当は、1534です。 をSでラフされたくないので、を続けるのがいいのです。
T3:A−3−6−
T4:6−4−2!− Eにリードを入れずにを負ける2が上手いプレイです。 A、ではEがKで勝ち、リードでダウン
T5:4−K!−9− Wはリードしたいトランプがありません。 EにKかQを期待してのスモールリードです。 ディクレアラーは、Wのオープンから、AをWに見て、K!
T6:3−K−A−
T7:7−5−5−
T8:7−9−Q− 1+1ラフ=なんとか8勝