第44回 パートナーへのエントリを残して

No.12 (HANAのお奨めオークション)
Vul:N-S Q8654
Dealer:W K106 1S P(1)
OL: Q753 2S P(2) 3C
Q763
KJ984 3S P(3) P(4)
K102 A973
J953 AQ
J8 62
A102
8742
AK1094

(1) オーバーコールも候補ですが、パスがよろしい。 Nはパストハンドでゲームの可能性は低いですし、NSバルですから、ミスフィットのディールの時、2オーバーコールは、厳しいペナルティを喫することがあります。
(2) シングルレイズに対しては、ゲームトライ(3とか)には少し不足です。
オーバーコールはしませんが、リオープンは積極的です。 なぜなら、EWは確実な8+枚フィットを見つけていますから、NSもは8+枚のフィットが期待できます。 それに、低く止まろうとしたEWですから、Nに、8HCP近く期待できます。 「フィットした2の代で、安売りせず
9枚フィットですから、3まで競り合いをします。
(3) 4枚サポートありますが、レイズしません。 なぜなら、Sはリオープンを頑張っただけです。きっとこちら(N)に3、4枚期待でしょう。
(4) Wの3は、単なる競り合いです。 4への誘いではありません。

(プレイ展開例)
T1:K−8− Nは、Qありますから、可能な限りのカモンサインで、7をプレイします。 5とかでケチらないように。
T2:K−4− カモンサインの7ですが、すぐを取る必要があるでしょうか? シングルトンで、Aありますから、ここはリードをしておき、ドロートランプに来たのをAで取って、NにQで渡って、ラフを狙います。 カモンサイン(Q)を見たからといって、すぐ続けるのはよくありません。 4、5個を取るプランを持って、ディフェンス全体を考えるようにします。
T3:3−5−K−
T4:J− NのQでリードを渡して;
T5:7−2− Nから、期待のがリターンされました。
T6:3− AをNに期待して、をリードしますが、残念ながらNにAはありません。 8(トップオブナッシング)のリードで、EのAQが判ります。 NはK(10)では無く、6をプレイ。 リードから、内容を読んでプレイしましょう。
T7:4−10−Q− まで、9勝、3メイド。