第41回 基本に忠実にディフェンスする

No.10 J6 (HANAのお奨めオークション)
Vul:Both A10643
Dealer:E 9752
OL: 104 1NT 2C
Q92
K854 2D 3NT
95 Q87
AK64 Q3
KQJ7 A962
A1073
KJ2
J108
853

(プレイ展開例)
T1:4−7−J− Nはフォースベストの4をリードします。 「NTでは、長くて強いスーツのフォースベストをリードせよ」 Eから7がプレイされたら、SはJをプレイするのが大事。 EにQが見えてますから、丁度KJで、EのQをフィネスで挟んでいるからです。 もしEからQなら、もちろんKを。
T2:K−9−3− Sの残りのは、K2の2枚です。 「ダブルトンは上からリードせよ」で、ブロックしないように、Kをリードするのが大事。 もし、2をリードしてしまうと、NはAで勝ちますが、3回目にSのKが勝ち、もうを続けることが出来なくなってしまいます。
T3:2−2−A− 3回目のをNのAで勝ち、スーツがスムーズにエスタブリッシュしました。
T4:10−4−3− 106をキャッシュ出来るのは気持ちいい! でも、2ダウンを目指して、パートナーのディスカードを冷静に見ることにしましょう。 Sの3はSノンカモンサイン。
T5:6−5−5− ディクレアラーのディスカードも注目しよう。
T6:J−8−A− ディクレアラーが2枚捨てているので、Nからリードがよさそうです。 SはNのJリードで、QはWにあるのが判りますから、Aをしっかりキャッシュして、2ダウンさせましょう。 5勝、1勝で、2ダウン。