第40回 セッティングトリックを意識して

No.14 QJ1075 (実戦での参考オークション)
Vul:None 76
Dealer:E 10764 1H
OL: 97 2C 3C 3H
K843 5C
93 54
AK2 QJ83
AKQJ1053 642
A62
AKQJ1082
95

テイクアウトダブルしてから、スーツ紹介(17+点)も良いビッドです。
3枚、6HCPありますから、3レイズしてよろしい。
3NTは、スカスカですから、5に挑戦してみました。

(実戦でのプレイ展開)
T1:7−4−10− NはQのリードも有ります。 立派な3枚の続きのシークエンスですし、リードできる最初で最後の機会かもしれません。 でも、パートナースーツを素直にオープニングリードに選ぶのは、基本的には良い姿勢といえるでしょう。 ダブルトンですから、丁寧に7からリードしましょう。 Sは、Aから10までは同格ですから、「フォローする時は、同格なら続きの下をフォローせよ」です。
T2:A−9−6− 2個取れました。
T3:K−9−7− まで、10勝、1ダウン。
Sは、取れそうなAをキャッシュするのが最善と思えます。 すでに2個取っているので、目標は後1個ですから、EのKを昇格させても、そのAは3個目のセッティングトリックです。 トリック数を意識してディフェンスをプランするようにします。 ディクレアラーは、SからのKのリードを、Aでラフして、ドロートランプするのが正解でした。 の下にディスカードする予定です。