第39回 慌てない、何も急がないで

No.16 763 (HANAのお奨めオークション)
Vul:E-W A2
Dealer:W Q82 1NT
OL: KQ872 2H 2S
QJ1094
AK5 P(1)
975 Q64
J64 K97
63 A1054
82
KJ1083
A1053
J9


(1)
ジャコビートランスファーから、スーツでサインオフします。 長くて弱いハンドは、その長いスーツをトランプにすることで生きるのです。 それに、Wへのエントリとして、そのトランプも利用できたりします。
リード KJ10のインテリアシークエンスからは、つながっている部分(J10)の上からリードするのが一般的です。

(プレイ展開例)
T1:J−5−A− Nは、サードハンドハイで、です。
T2:2−Q−K− Nは、素直にリターンします。
T3:10−9−8− 8は、のカモンサインの意味。
T4:J−6−2− Sは、J9ダブルトンですから、Jから
T5:A−2−4−
T6:K−8−9− ディクレアラーは、ドロートランプしながら、
T7:5−3−Q− Wに渡って、
T8:6−Q−4− で様子を見るプレイしたら、、、
T9:K−5−3−10 Nは、攻めるのは慌てません。 WにJが見えてますから、スーツをNからリードすると、損します。
T10:4−2−9−10 ディクレアラーは、Nに10を期待しました。
T11:8−J−7−10 Sは、慌てず8でイグジットします。
T12:J−Q−K− Nは、「アナーにはアナーをカバー
T13:5−6−8− と展開すると、6勝、2ダウンすることも。