第35回 ダッキングでエントリを確保せよ

No.4 Q94 (HANAのお奨めオークション)
Vul:Both AKJ542
Dealer:W 107 P(1) 1NT
OL: 52 2C 2H P(2)
K863
A105 2NT 3NT
96 Q108
QJ43 A852
K83 AQ10
J72
73
K96
J9764

(1) オープンには少し不足でしょう。 ウィーク2オープンは可能ですが、オープンする義務はありません。 ゆったりパスしていいのです。
ここで一言、のリードショウイングをしておきます。
(2) Nがパスなら、2の返事でした。 Nの2が入りましたから、Eはパスをします。 無理に2NTとかの返事をする必要はありません

(プレイ展開例)
T1:7−9− NのHオーバーコールがありましたから、 Sは、73から7をリードします。 「ダブルトンは上から」 NのJが、大事なディフェンス側でのダッキングプレイです。 Sの7をダブルトンリードと読んで、1回目にEのQに負けておくのです。 そうすることで、将来、Sからの3のリードをKで取って、続けてA、。。 とエスタブリッシュしたをキャッシュ出来ます。 「エスタブリッシュには、エントリ」 T1でK、A、とプレイしますと、Nのエスタブリッシュしたが取れる時代は、なかなか来ないかもしれません。 「ダッキングでエントリを確保せよ
T2:10−4−K−
T3:Q−7−2−
T4:6− 3からKでNに渡りながら;
T5:A−10−6− エスタブリッシュしたをNは取ります。
T6:5、4、2。 ディフェンス側が5ですので、2ダウンさせることが出来ました。