第33回 ディフェンス側でのダッキング

No.9 K4 (HANAテーブルでのオークション)
Vul:E-W Q6
Dealer:N Q764 1C 1H
OL: AQ943 1S 1NT 3NT
AJ9863
Q2
543 10872
A8532
872 K10
1075
AKJ9
K109
J65

機敏な1オーバーコールでした。 パートナーに良いリードを教える、リードショウイングビッドの狙いが大成功したディールです。
1NT パスも可能ですが、予定通り1NTリビッドをしたいハンドです。
リード 素直なQのリードです。 どこが素直かと言いますと;
(A)パートナーのオーバーコールしたスーツをリードする。
(B)ダブルトンは上のカードをリードする。

(HANAテーブルでのプレイ展開)
T1:5− Wの9のカモンサインが大事なプレイ。 Aをプレイせず、ダッキングの要領でEからの再びのリードに期待をするプレイです。 Wへのエントリは、自身でしかありませんから。
T2:Q−2−A−
T3:5−2−Q− 素直にKで勝って;
T4:7−8− パートナースーツのを続けると;
T5:A−4−10−10
T6:J−6−8− Eの8、2のハイローは、カモンサイン
T7:6−7−2−
T8:3−Q−3−
T9:5− WはJリードすれば、EのAも取れて、3ダウンでしたが、2ダウンで十分満足なディフェンスといえるでしょう。