第20回 ウィナーをキャッシュする

No.10 743 (HANAのお奨めオークション)
Vul:Both J7
Dealer:E Q87643 1NT 2C
OL: 84 P(1) 2D 2H
J85
AKQ9 3C 3H
103 K9 P(2)
102 J95
QJ9752 A1063
1062
AQ86542
AK

ハミルトン2(何かの1スーター=)を使用しました。
(1) この2に対しては、「システムON」で対応します。 1NTに対する3がサインオフの約束ならば、すぐ3ビッドしていいでしょう。
ハミルトン2に対する義務的な2のつなぎです。
(1)でパスしたなら、ここでスーツを紹介して競り合いをします。
7枚あり、1枚ですから、3まで競り合いを頑張るのが普通です。
(2) 良い4枚ありますが、Wは5枚で頑張ったのかもしれませんし、Nにサポートがあるとは限りませんから、この3は売り頃と判断します。

(プレイ展開例)
T1:Q−4−A− アナーのシークエンスはシークエンスの上からリードします。 Eは、WのQを見て、KがSにあるのを知るのです。 シングルトンKかもしれませんから、サードハイのAを
T2:K−2−5− をキャッシュします。 AKQシークエンスは、どのアナーからプレイしても構いません。
T3:Q−6−8−
T4:A−10−J− 調子よく3個がキャッシュできました。
T5:3−2−2− 冷静にリードして、Sにラフさせます。 スーツコントラクトですから、調子に乗って、4枚目のを続けますと、ラフアンドディスカードになって、NのJでラフされ、Nにリードが渡り、EのKをフィネスされます。
T6:A−3−7−
T7:4−10−J− (1ダウン)