第11回 パッシブなディフェンス

No.3 Q975 (HANAのお奨めオークション)
Vul:E-W Q42
Dealer:S 93 1N
OL: 10982
1042
K83
9875 A6
AK6 10852
AQ4 J653
AJ6
KJ103
QJ74
K7

(プレイ展開例)
T1:5−2−A− Eはダブルトンということもあって、Aで勝ちます。 NのQを捕まえる要領は今回は無理ですから。 Sから3がプレイされたので、Wのスーツは4枚というのが判りました。
T2:6−J−7− Nはバランスしてて、特に脅威なスーツはありません。 また、EW側にもシフトしたい程の良いスーツありません。 従って、リードすることで損しない心掛けで、パートナーのリードしてきた、をリターンするのが最善です。
ディクレアラーは、NのQをエントリとして温存しておきます。
T3:A−2−5− 3−3か、10ダブルトンを期待して、A、Jで負けに行くのが良いプレイです。
T4:J−4−7− Eは、Kをホールドアップして抵抗します。
T5:6−10−Q−
T6:3−K−A− Eからは、スーツを攻める判断もありました。
T7:9−Q−2−10 Nのエントリを先に使わせる意味で、リードをします。 QやAKのキャッシュは急ぎません。 慌てなくてもNSのウィナーは、3=6個ですから。
T8:9−5−4−
T9:3−5−Q−
T10:Q−8−6−
T11:4−9−J− Sは、ウィナーを持ちきれません。
T12:10−J−A− Eから、10をリードします。
T13:6−10−8− 終わってみれば、なんと2ダウン!