第81回 パストハンドでのレスポンス(1オープンに対して)


 ディーラーでパスしたら、パートナーが三番手で1オープンをしてきました。 その時のレスポンスの要領ですが、3枚サポートがあれば、それをすぐ教えるようにします。 3+枚、6−9なら2レイズを、3+枚、10+点ならば、ドゥルーリ2コンベンションを使ってリミットレイズを表現します。 また、が2枚以下のハンドの場合ですが、6枚の9−11点なら2レスポンスをします。 5枚スーツ程度なら、慌てず1NTレスポンスをします。 パストハンドでの1NTレスポンスは、6−12点のセミフォーシング1NTレスポンスです。

パス
パス 将来性の無い、0−5点のバランスハンド。
1NT セミフォーシング1NTです。 6−12、2枚以下のです。
3+枚、10+点。 ドゥルーリ2コンベンションです。
6+枚、9−11点。 出来れば6枚欲しいです。
6(5)+枚、9−11点。 良い5枚でも構いません。
3+枚、6−9点。

(ハンド例)

(1) xx (2) xx (3) xx
Qxxx Axxx AQxx
Qxxx Qxx Qxxx
xxx Jxxx Kxx
パス 1NT 1NT
(4) (5) xx (6) xx
AQxxxx Axx Axx
Qxxx KQxxxx xx
xx xx KQxxxx
1NT
(7) xx (8) Qxx (9) Qxx
AJxxx Axxx Axxx
KQxx xxxx Kxxx
xx xx xx
1NT

(3) 慌てず1NTレスポンスします。 パートナーのリビッドが来たら、2NTでインビテイションの強さをおもむろに表現します。
(6) ドゥルーリ2コンベンションを使っているので、1NTレスポンスで。
(9) ドゥルーリ2を使います。 3+枚、10+点です。