第69回 ダミイポイントでレイズする


 4&5の形で、1オープンしたら、パートナーが1レスポンスしてきました。 その時のオープナーのレイズの仕方を整理しておきます。

 サポートする時には、ダミイポイントで評価して、強さを表現しましょう。 
ダミイポイントとは、十分なサポートが有るハンドでレイズする時に、ボイドに+5、シングルトン+3、ダブルトン+1の評価点を加えることです。 短さを利用して、ダミイでラフすることで直接トリックを稼ぐことが出来ますから。
 また、19点以上の価値になる強さの場合には、形も同時に教えるようにします。がシングルトンかボイドならば、オープナーのスプリンターレイズを使うことが出来ます。

13−15、オープナーのシングルレイズ。
16−18、オープナーのジャンプレイズ。 ノンフォーシングです。
19+、スプリンターレイズ。 4531が典型的です。
19+、スプリンターレイズ。 4513が典型的です。
これは、良い7+枚の表現で、レイズではありませんから注意。
19+、4522が典型的です。

以下は、1オープンし、パートナーが1レスポンスしてきた時の
オープナーのレイズ例です。
ダミイポイントで、強さを評価していることに注意しよう。

(1) Kxxx (2) Kxxx (3) AJxx
AJxxx KQxxx KQxxx
Kx Axx Axx
Jx
(4) AJxx (5) Axxx (6) AJxx
Axxxx KQxxx KQxxx
Kxxx Ax Ax
Kx Ax
(7) KJxx (8) AKJx (9)
AKxxx KQJxx AKJxxxx
AQx AKx
Kxx Jx