第68回 プリエンプティブオープンに対するレスポンス


 パートナーがプリエンプティブ3オープンをしてきました。 さて?
 10点以下のたいしたこと無いハンドでは、があろうが無かろうが、他に良いスーツを自分が持っていようが、いまいが、さっさとパスすればよろしい。
 良いアナーのある13点以上のハンドでは、ゲームの可能性を考えましょう。 想定する3オープンしたパートナーのハンドは、がKQJの7枚、サイドに良いアナー、スーツ無しです。(xx KQJxxxx xx xx)を想定して、自分のハンドと合わせて、どういうコントラクトが良いかを考えます。

パス
6(5)+枚、フォーシングです。
3NT 3NTをプレイしたい。 完全なサインオフです。
とにかく、フォーシングビッドです。
とにかく、フォーシングビッドです。
プレイ。 プリエンプティブ4なこともあります。
4NT RKCBです。

以下は、パートナーの3オープンに対するレスポンス例です。

(1) KQxx (2) AQxx (3) Axx
xx xx
AJxx AJxx AKxxxx
Qxx Axx Axx
パス
(4) AKxx (5) Axx (6) KJx
Axx
Kxxx xxxx AKQJxxx
AKxxx Jxx Ax
3NT
(7) AQ (8) AKxxxx (9) AKxxx
xxx
Ax Qxx Qxx
AKQxxx AJx Kxxx
4NT パス

(3) を選択するのが大事。 3NTでは、を取るエントリが無くて、スーツの活躍は期待できません。
(4) が無いからこそ、4をビッドして、をトランプに指定するのです。 パートナーの(xx KQJxxxx xx xx)を想定すると、0、1〜2、1〜2、0のルーザーですみそうです。
(5) プリエンプティブレイズです。 サポートのある弱いハンドのこともあります。 でも、3オープナーは、そのことを知らなくて良いのです。
(6) 3NTはこんなハンドです。