第28回 オープナーの2NTリビッド


 1NTオープン(15−17)より強く、2NTオープン(20−22)に満たないバランスハンド(18−19)は、1の代のスーツでオープンして、リビッドでジャンプしてNT(1/1レスポンスなら2NT)リビッドをします。 4枚のあるハンドでも1リビッドではなく、2NTリビッドがお奨めです。 

以下は、1オープンし、1レスポンスがきた時のリビッド例です。

(1) AKxx (2) AKxx (3) Kx
Kx AJx
Kxx xxx AJx
AQxx AKx AKQxxxx
2NT 2NT 3NT
(4) AKxx (5) AKxx (6) AKx
xx Axx Kxxx
Ax AJx
AKJxx AQxxx Axx

(1) リビッド、2リビッドで無く、2NTリビッドをします。
(2) 弱いですが気にしません。 ハンド全体を教える2NTリビッドです。
(3) 3NTリビッドは、こんなランニングスーツのハンドを示します。
(4) ジャンプシフトは、4枚&5、19+
(5) リビッドをしておき、次の機会に3ビッドでハンドの正確な形と強さを紹介するプランがいいでしょう。
(6) 4枚サポートある時は、18点→3、19−20点→4レイズ

 オープナーの2NTリビッドに対してレスポンダーは、5枚あれば3リビッド、4枚4枚の時は、3リビッドをしてメジャーフィットを確認します。 3、3リビッドは4枚以上のスーツでフィットに興味のあるハンドです。 チェックバックステイマン(3)は、この2NTリビッドには使用しません

以下は、1−1−2NTリビッドに対する
レスポンダーのリビッド例です。

(7) xx (8) Qxxx (9) xx
KJxxx KJxx Axxx
Kxxx xx Axx
xx Jxx Kxxx

(7) スーツは示しません。 3で5枚だけを示して4を提案します。
(8) 4−4フィットの可能性があります。 単純に3リビッドで、4枚を紹介するのです。 4&5は、3リビッドで先ず5枚を示します。
(9) この3は、4で、5、6などに興味の湧くハンドを示します。