第2回 弱くてもレスポンスすべき時


 パートナーの1の代のスーツオープンに対しては、極力レスポンスをするようにします。 6HCP以上ある時は、必ずレスポンスをするのは基本ですが、5点以下の場合でも、つなぐ方が良いハンドはたくさんあります。 特にパートナーのオープンしたスーツが短い時、4枚以上のサポートのある時、5枚以上のスーツがある時は、つなぐのがよろしい。
 1/1オープンに対してパスしていいのは、バランスで,5点以下の時。できれば、3枚サポートは持っているのが望ましい。
 1/1オープンの場合は、バランス,5点以下,2、3枚のサポート。

(ビッド例) 1C (P)
(1) Kxx (2) Kxxx (3) Qxxxxx
xxxx Jxxxx xx
Jxx xxx xx
xxx Jxxx
パス

(ビッド例) 1H (P)
(4) xxxx (5) xx (6) Jxxxx
xx Kxxx
Qxxx Qxxx xxx
Jxx xxx Qxxxx
パス

(ビッド例) 1S (P)
(7) xx (8) (9)
Jxx xxxx Qxxxxx
Qxxx Kxxxx Jxxx
Qxxx xxxx xx
パス 1NT 1NT

(2) パートナーが4枚の20点近くあれば、の可能性もありますし、
が1枚ですから、パスすると3−1フィットの1に決まる恐れも。
(3) とかの可能性がありますから。
(4) パスするのがいいと言える、理想的なハンドです。
(5) ダミイポイントで評価すると、7点くらいの価値があるので、2を。
(6) パスをして5−0フィットの1するのも寂しいものです。
(7) 5HCPありますが、将来性の無いバランスハンドですから。
(8) 1NTでつなぐ事によって、フィットを見つけるチャンスが生まれます。
パスだと、の長いオポーネントは、喜んで1で売ってくるでしょう。