第19回 (5M332)のハンドの扱い方


 5枚メジャーのある5332のハンドのビッドの仕方をまとめてみます。 5枚、5枚の場合、共に基本的に同じ扱い方です。 5332は、バランスハンドですから、バランスハンドを表現するオープン、リビッドを心掛けます。

12−14HCP 1Mでオープンし、1/1に対しては、1NTリビッド。
フォーシング1NTに対しては、2リビッド。
2/1に対しては、2Mリビッド。
15−17HCP 5枚メジャーを気にせず、1NTオープンしてしまいます。
18−19HCP 1Mでオープンし、1/1に対しては、2NTリビッド。
フォーシング1NTに対しては、2NTレイズをします。
2/1に対しては、3NTリビッド(HANA式)。
20−22HCP 5枚メジャーを気にせず、2NTオープンします。
23+  HCP 5枚メジャーを気にせず、2オープンから2NTリビッド。

(オープンと、リビッド例)

(1) Kxx (2) KJxxx (3) AJxxx
AQxxx xxx Kxx
Qx AJ Qxx
Qxx Kxx Kx
1H (1S) 1NT
(1NT) 2C
(2C) 2H
1S (1NT) 2C
(2C) 2S
(2H) 3H
1S (1NT) 2D
(2C) 2S
(2H) 3H
(4) KJxxx (5) Axx (6) KQx
Kxx AKJxx AKQxx
AQx Jxx Kx
Kx AK AQx
1NTオープン 2NTオープン から2NTリビッド
(7) KQxxx (8) KJx (9) AKQxx
Axx AQxxx AJx
Ax Qx xx
KQx AKx Qxx
1S (1NT) 2NT
(2C) 3NT
(2H) 3H
1H (1S) 2NT
(1NT) 2NT
(2C) 3NT
1NTオープン

(1)、(2) 2/1レスポンスには、単純にメジャーをリビッドします。
(3) フォーシング1NTレスポンスには、2リビッドをします。
(4) 弱い3枚があることは、気にせず、2NTオープンしましょう。
(9) 弱いダブルトンがあることは、些細なことなので、気にせず1NTオープン。